交流分析ビジネス編、3日目の講義。
どうにか体調も回復。FBで繋がっている生徒さんたちに温かいお気遣いを頂き、自分の体が自分だけのものではないと痛感。多くの人の愛と配慮を頂きながら生きている。元気で暮らさなくてはと思う。
ゲームとラケットの講義。嫌な気持ちになる関係性は、相手のせいではなく、自分もまたそのお膳立てを無意識にしている。何故巻き込まれているか、心の奥にある自分自身の動機に思いを至らせ、主体的に関係をプロデュースする心構えを持つことが大切。
また問題行動の多い人にも、その人には内なる動機があり、表面のやりとりだけに注目しても解決にはならない。その奥に隠されている真実の声に耳を傾ければ、その人の寂しさや、悲しみ、抑圧された怒りが垣間見える。その行動を責めるのではなく、互いの成長を願い、愛ある関係を築くにはどうすれば良いかを考えるようにしたいものだ。
集団においては、その「空気」がゲームの起きやすさに関係する。朗らかで風通しの良い、本音でものを言える場ではゲームは起こりにくいし、ギスギスしていたり、場の中に支配的な人がいて、メンバーが口を塞がれるような雰囲気であれば、ゲームが起きやすくなる。リーダーの務めの一つは、朗らかで率直な場の雰囲気を保ち、場に危機が訪れた時には、勇気を持って介入し、早期に問題解決を図ることだ。
昨今の風潮では、人が寛容さを失っている。困った癖や、知らず知らずのうちに誰かに失礼をしてしまうことは、誰にでもある。相手はいつもそのことを指摘するとは限らない。知らないところで、自分も誰かに許されながら生きている。そこに想像力を働かせれば、自分もまた誰かのことを許せるようになるのではないか?
人生は相身互い、助け合い、許し合う社会を作りたいものだ。
明日は交流分析アドバンス講座、熱心な生徒さんに囲まれて、どんな展開になるのか、とても楽しみだ。
ものだ。
明日は交流分析アドバンス講座、熱心な生徒さんに囲まれて、どんな展開になるのか、とても楽しみだ。
落合美沙
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