本日から協会の新シリーズ、「らくちんになる生き方 心理学講座」スタート。
理論編4、5、6月の3ヶ月間は認知行動療法。精神科・心療内科の臨床などでも用いられ、うつ、双極性障害、心身症など様々な疾患で成果を上げている。援助職の方には是非学んでおいて頂きたい。

私の専攻分野の一つは交流分析なのだが、基本的な考え方が大変よく似ている。感情の混乱は、スキーマ(根源的な信念)と呼ばれるその人の基本的なものの見方が影響していて、非論理的な認知(認知の歪み)や、自分や社会、未来に対する悲観的な考えによって起こる。この歪んだ認知を現実に即したものに変え、問題解決志向の行動を取り入れ、それに慣れることで、ネガティブな感情に振り回されなくなる。

初回は、認知行動療法の基本理念を学び、自分の感情に気づくワークと、学びの上での目標設定をした。
この講座は、ワークで実際の困りごとや行動パターンに気づき、参加者の皆さまとシェアリングを深め、日常生活に取り入れて実践することを目的としている。

フランクな話し合いの雰囲気の中、初回から多くの気づきが生まれた。
熱心に学んで下さる皆さまに感謝!認知が変われば行動が変わる。それによって他者との縁や出来事も不思議と変わるものだ。
3ヶ月後、皆さまにどんな変化が訪れるか、楽しみでならない。
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落合美沙

落合美沙

代表理事一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー