「対象喪失〜悲しみの癒し方〜」ワークショップ、本日終了しました。良い方々に恵まれて、温かく和やかなひとときを過ごすことができました。
生きている限り、私たちは人生において、数え切れない出会いと別れを繰り返します。また、人との別れだけでなく、退職や転居などによって、慣れた場所や置かれた立場を失うこともありますし、怪我や病によって身体の機能や健康を失うのも、「空の巣症候群」と呼ばれる子どもの巣立ちにまつわる不調や、ペットロスなども対象喪失にあたります。対象喪失は誰にとっても、避けることのできない人生のプロセスです。
そして私たち援助者にとって、対象喪失のプロセスにお付き合いすることは、日々の仕事の一環でもあります。
そうした喪失体験で辿る心のプロセスを知り、自分自身を癒し、また周囲の人への援助として、どのように安全にそのプロセスに付き合うべきかをレクチャーし、そうした体験の中で手放したもの、代わりに手に入れたものは何かを、ゆっくり考え、共に語り合う時間を過ごしました。
そして私たち援助者にとって、対象喪失のプロセスにお付き合いすることは、日々の仕事の一環でもあります。
そうした喪失体験で辿る心のプロセスを知り、自分自身を癒し、また周囲の人への援助として、どのように安全にそのプロセスに付き合うべきかをレクチャーし、そうした体験の中で手放したもの、代わりに手に入れたものは何かを、ゆっくり考え、共に語り合う時間を過ごしました。
中でも一番お伝えしたいのは、「一人で生きているのではない」ということです。私たち人間は人の中で生きる、社会的動物です。人との関係で傷つくことがある反面、本当の癒しもまた、人との関係の中でしか得られないのではないでしょうか?
まちサポの開講動機も同じく、傷む心を孤独にさせない社会風土を作ることです。人生において、私たちは何度も危機に見舞われます。立ち上がろうとする時、そこにはきっと、私たちの伸ばした手を掴んでくれた誰かがいたのではなかったでしょうか?
一人の幸せ、一人の成功は、自分一人しか喜べません。しかし、必要な時には助けを求め、誰かと共に得た幸せは、関わる人々みんなで喜ぶことができます。「人を頼る」ということは、決して迷惑をかけることではなく、共に幸せを味わうことだと、私たちは考えています。
誓って申します。私は自分一人で助かりたいとは思いません。自分一人の幸せを欲したことはありません。みんなで一緒に助かりたい、みんなで一緒に、幸せになりたいのです。そして、ここに同じ志を持つ仲間と集えたことを、何より誇りに思います。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。先日のキャンドルナイト、及び今回のワークショップの収益は、全て「あしなが育英会津波遺児支援」に寄付させて頂きます。
そして、再び訪れた東北の地震、またウクライナ紛争において苦境に見舞われておいでの多くの方々に、1日も早く平穏な日常が訪れることを、心から願って止みません。
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落合美沙
代表理事 : 一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事
イーブンハートスクール校長
心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト
イベントプロデューサー
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