本気でカウンセラー・セラピストになりたい人を育てる、ということ。

個人事業として教えていた時には、生徒さんのニーズに合わせて、「決して無理を言わない」「その方のできる範囲で学びを提供する」という方針でやってきた。でも、プロとして食べていくには、甘い仕事ではない。目一杯学び、経験を積んで頂かなくては、現場で使い物にならない。厳しいことも言わなくてはならない。それは正直、私も辛いのだ。

こちらにも覚悟が要る。私の経験の全て、更に足りない部分は私も学び直さなくてはならない。卒業後の進路まで責任を持たなくてはならない。誰にでも気軽にお免状をだせば良いというものではない。

これが私のすべき仕事だろうか?今までのように、相手に合わせた学びをゆっくり提供すべきではないのか?何度も自問自答した。

しかし、私にも時間がそれほど残されてはいない。私が現場を離れても、同じ力量の人が育っていなければ、私の代で技術は潰えてしまう。

決めたことは変えない。この道を行くしかない。

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落合美沙

落合美沙

代表理事一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー