交流分析アドバンス講座、2日目終了。
パーソナリティ理論の構造分析を、更に深く検証する。自分の味わっている感情が、果たして今ここに相応しい本当に自分自身に由来するものなのか、親や親的な関わりをもった誰かの感情を引き受けたものなのか、改めて考え直してみる。
2コマ目のストローキング・プロフィールでは、ネガティブなストロークを受けた時の対応の仕方、苦言を呈する時にどう建設的に伝えるか、など話し合う。
苦情はネガティブストロークだが、改善提案の形にして伝えるとポジティブストロークになる。もっと良いお付き合いがしたい、問題解決したい、という動機が正しく伝わる言い方をすることが大切。
そこに愛があるかどうかだ。娘の小さい時、私は近所の子どもたちを、親御さんの見ている前でも遠慮なく叱った。その時必ず付け加えたのは「あなたはお父さんとお母さんの大事な子なんだから、危ないことしちゃダメ!」という言葉。そうすると見ている親御さんも大抵「すみません、ありがとうございます」と言ってくれたし、子どもたちは存外この「怖いおばちゃん」によく懐いてくれた。
仕事も人間関係も、とかく愛が足りないとうまくいかない。手抜き=愛が少ないやり方をすると、後で「しまった!」となる。料理もイライラしながら作ると、どうも味付けがしょっぱくなる。だからそんな風に、物事がうまくいかない時は、どこに愛が足りないんだろう、と考えてみると良いのかな、と思う。
ん?…ということは、儲からんのは、私にお金に対する愛が足りんのか?お金を神様にしてはいけないけれど、愛を込めて営んだ仕事なら、お金を頂くことに躊躇してはいけないのだ。「買って良かった!」と思って頂けたなら、相手の幸せにも役立つ。
愛を込めた仕事を提供し、ありがとうと言われて、手の上にお金が載る。それで相手も自分も幸せになる。それが幸せなビジネスの在り方だと、改めて肝に銘じよう。
落合美沙
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