本日、まちサポ研究会土曜日クラス。年度末は皆様お忙しいので、少人数でまったり。

物事の良し悪しは、考え方次第だよね、という話やら、将来にどんな展望を持っているか、など、雑談みたいに話し合った。研究会はあまり頑張り過ぎず、こんなユルい感じでぼつぼつ続ければいいかな。新規まちサポの募集が始まり、ご参加者の方が、「手伝うよ」とおっしゃって下さるのが、大層ありがたい。

必要なご縁は来るし、不必要なご縁は去っていく。それは健全なことだ。

カウンセリングや心理教育も、来られた方が必要な援助や情報を受け取り、問題解決し終えたら、卒業して行かれる。その時に、こちらにあまり感謝し過ぎることは望ましくない。何故だかわからないけど楽になったなあ、と、カウンセリングに来ていたこともそのうち忘れてしまうくらいがきれいな終結の仕方だ。

ここを通過してどんどん送り出す。空いた場所に新しい人を迎え入れる。できるだけ早期に問題解決しなければ、役に立ったとは言えない。おめでとうはさようなら。そういう仕事に、正直、一抹の淋しさを感じないではないが、それが正しい援助や教育の在り方だ。

プロ養成も同じこと。スクールを巣立って独り立ちできる人が増えなければ、教育の価値はない。私一人が援助できる人の数はたかが知れている。プロが増えれば、支えられる人も何倍にも増える。それがいつか、社会の健全化に繋がる。

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落合美沙

落合美沙

代表理事一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー