久しぶりの歌のレッスン。
体調は良くないのに、何故か声がよく延びる。歌うことが、やっぱり今の私に必要な、優先順位の高いことだ、と体が教えてくれているのかも知れない。
ライブのレパートリー候補も少しずつ挙がってきた。私は歌でも他の分野でも、いつも本当に良い師匠に恵まれる。この度の歌の先生も、私の好みや感覚を尊重して、いつも自信を持たせて下さる、とても温かいお人柄の方だ。
夕方からは同友会の「人を生かす経営委員会」に出席した。同友会は少しお休みする予定だったが、これだけは出ようと決めていた。いざ出てみたら、皆さんの温かさに勇気づけられ、やっぱり同友会のお付き合いも、続けた方が良いのかな、と気持ちが揺れる。
ビバーレン・カトー様のご報告。胸が熱くなるような素晴らしいお話だった。加藤社長様はご自身も障がいをお持ちで、障がい者雇用に積極的に取り組まれる傍ら、家族介護や子育てなどの事情を抱える社員さんを全社を挙げてサポートされ、また社員の方々全員のお誕生日などに、心のこもった感謝のお手紙をしたためられるそうだ。
集団には、リーダー以上の人格を持つ人は集まらない、リーダーの人柄こそが場の風土を創る、だから社員の質の悪さを嘆くのは、社長の人格の低さをひけらかす、恥ずべき振る舞いだ、と聞いたことがある。
ビバーレン・カトー様には、全員が仲間をサポートしよう、という風土がある。加藤社長様は、「涙が零れそうなくらい社員に感謝している」と繰り返しおっしゃった。この無条件の愛こそが、会社の風土を創っている。
この世の中で、キレイゴト、という言葉は何度も聞いた。でもそのキレイゴトを実現している会社は現実にあるのだ。キレイゴト、の一言で済ますのは、問題解決への逃避に他ならない。
理想を捨てない勇気を頂いた。心から感謝している。私も自分の進むべき真ん中の道を行こう。
落合美沙
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