働く障がい者自助会「雇もれび」のマガジンに載せるコラムのご依頼を頂き、やっと書き上げたところ。何でも手を付けるのが遅くてイカン私。

気持ちを率直・誠実に、過不足なく伝える方法を「アサーション」という。中でも扱いにくい代表格は、苦情を受ける、伝える、ということではないだろうか?

そもそも批判・苦情は、「ここを改善してもらって、これからもよろしく」という意味だ。だから伝え手がどうして欲しいのかを理解したり、自分もそれをわかりやすく伝えることが大切だ。批判を「改善提案」と翻訳すれば、伝えるのも受け取るのも上手になる。

逆に言えば、「これからのお付き合い」の意志がないもの、相手にダメージを与える目的のものなら、扱う必要はない。「ご意見ありがとうございます」と相手からの単なる情報として聞き、不必要な情報ならば聞き流して捨てれば良い。

日本人はとかく、批判を受けると、人格を丸ごと否定されたと思いがちだ。受け手の立場で冷静に建設的に扱うことができるようになると、伝える方も上手になる。否定的な表現を改善提案の形にして「こうしてくれると助かります、嬉しいです」と言えると、相手を傷つけず優しく伝わる。

この内容はまちサポでも扱っている。コミュニケーション上手になりたい方、11月新規開講、是非お越し下さい。

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落合美沙

落合美沙

代表理事一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー