まちサポ研究会で、発達障碍のことが話題に上り、子どもの個性をいかに育てるか、など話し合って、あとで自分自身の生き方についても振り返る。
焦らない。今目の前にあることを、すぐに結果に繋がらなくても辛抱強くやる。
ゆっくりものを考えて、新しいアイディアを産み出す時間が、私にはどうしても必要だ。手伝ってくれる人は増えてきたけれど、コンセプトを立てたり、新しい講座のために勉強したりするのは、他の人には代わってもらえない部分だ。考えることに集中できる時間が欲しい。
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手許の仕事をやっつけていると、企画が良いものに育たない。ここが辛抱どころだ。物事が動かない時は、じっくり育てる時だ。実のところ私は短気なので、それが苦手で今まで大成しなかったんだよな。
これ、子育て、いや子どもばかりじゃなく、人を育てること全般にも言えることじゃないだろうか?じっくり観察して、今すぐの成果が出なくても、辛抱強く信じて待つ。それが個性を活かすことに繋がる。
組織を育てるのも、子どもを育てるように、長期的な展望に立って強い骨格を作らないと、5年先、10年先はないように思う。ビジネスはスピードが大事と言われるし、確かにそれは正しいところもあるけれど、うちのようにメンタルを扱う、人を育てる事業は、それだけではいけない。クライエントや生徒さんだけでなく、仕事のパートナーの中にも、精神的・物理的ハンディーを持つ人との関わりが多い。効率重視ではできない事業だ。変わっていく時代の中で、変わらない大切なことを守り続けるやり方では、本当に成功しないんだろうか?敢えて時代の主流とは違った方法で、社会に一石を投じてみたい。
世の中急ぎすぎている。走っている時は人はものを考えない。私も長い間走り続けてしまった。歩け、車に乗るな、走るな、急ぐな、慌てるな、時を育てろ…自分に言い聞かせる。
落合美沙
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