太郎良さん、岩瀬さんとおしゃべりしていて、歌を再開してから抱えていた自己矛盾に、少しヒントが見えてきた。

すごく私たちのことを親身になって考えて下さるお二人。私も良いところも悪いところも知って下さっている。私の辛い気持ちも、ずっと察して下さっていた。

自分に正直にあらねば、良い結果は決して生まれない。「心理学を教えながら、歌など表現の世界にもいるミサさんにしか出来ないことって何?」の問いかけに、今まで今後の基本方針としていたことを、改めて考え直す必要性を痛感した。

心理学は私の他にも教える人はたくさんいる。研修事業にも同業者は少なくない。でも、表現者であって、更にその両方に携わる人は?それを考えると、やはり根っこに据えるものは、アートセラピーの分野をおいて他にはないのではないか?ならば研修事業でそれを生かす道があるのではないか?

ふと思いついた。同友会では企業の経営指針を書くことが奨励されている。その本当の意味は、「経営者と従業員が共に抱ける夢を描く」ということではないか?

私とアミちゃんとレイちゃん、そして支えて下さる全ての人が共有できる「夢」は何か?今の現実の業務にとらわれず、自由に「夢の経営指針」を一度書いてみてはどうだろう?それがもしも現実と乖離しているのならば、それを埋める作業が、真実私たちの自己実現に繋がる事業になっていくのではないだろうか?もしお仲間になって下さる方がおられるようなら、それに取り組む時間をどなたかと共有しても良いかも知れない。

「音楽」というものを、今の仕事と乖離させず、統合させるより良い形を見つけたら、私もみんなも幸せになれる。その形を見つけたい。

協会オリジナルのキャリア創造講座「未来クリエイター養成講座」でも、最終講で「夢の事業計画」を作る。「夢の経営指針作成」は、私たちの講座とも繋がる。少しのアイディアと発想転換で、歌などの表現活動も、きっと今の仕事と共通項を見いだすことができるはずだ。

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落合美沙

落合美沙

代表理事一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー