仕事の課題も歌の課題も山盛り!
でも、できないことを発見する度に、「あー、私にはまだ伸び代がこんなにある!」と思うとちょっと嬉しくなる。齢五十を重ねても、いつかできるようになったらいいな、と先の自分を楽しみにできるのは幸せなことだ。

特に歌は、声帯や体型など持って生まれたものも大きいと言われるし、声を出すのも筋肉運動だから、若い頃と違って老化との戦いになるけれど、それでも訓練を重ねることで、少しずつでも改良されていくのを実感している。

こんな年から再開するのだから、技術的にはそんなには上手くなれないだろうし、上手い下手ではなくて楽しいものにしよう、と半分開き直ってのライブ再開だったが、まだ老化にあぐらをかくのは早すぎるな、と思えるようになった。これは若いアミちゃんとのコラボのお陰が大きい。どんなに感謝してもし足りないくらい、有り難い。

今月23日のコンサートでは、 ポルトガルや北欧の歌、日本語の歌も、大変詩が美しい東西の曲を披露する。きれいなファルセットが響く声と、日本語、外国語を問わず、言葉を美しく伝えることが課題。朗読をやっている時と同じ気持ちで大切に伝えたい。

まちサポ新規開講など、仕事の合間を縫って、明日はアミちゃんと歌の練習、明後日は声を育てるワークショップ、明々後日はリハーサルと、コンサートのための準備も目白押し。

二足の草鞋は大変だけど、最近いい具合にアドレナリンが放出されていて、心身ともにエネルギーが満ちている気がする。食欲も秋が深まるにつれて食べすぎちゃうくらい進む。

歌い手は歌わないでは生きていられない生き物なんだ。どんなに忙しくても、歌を再開して、やっぱり良かったのかな、と思える。

The following two tabs change content below.
落合美沙

落合美沙

代表理事一般社団法人日本イーブンハート協会
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー