産院のレイちゃんの元へ。チビちゃん、随分と体もしっかりしてきて、日1日とお顔が変わってくる。いよいよ夜泣きも始まった。昼間はよく寝て、日が暮れるとお目々パチクリ。レイちゃんの夕食の間、ママの代わりに抱いてあやせば、腕の中にすんなり収まってスヤスヤ寝息を立て始める。キャー、もうたまらん!可愛過ぎて悶える〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
昨夜不思議な夢を見た。古い民宿風の建物で、無数の扇風機が回っている。亡くなった子どもの霊を弔うためだと聞かされる。そこで布団を敷いて休もうとしたら、小学生くらいの体つきで、顔だけ産まれたての赤ちゃん、もじゃもじゃの髪の幽霊が突然真横から現れた。その顔を見た途端、「ああ!私はこの子に会ったことがある!私を覚えてる?こっちへおいで!ああ、会いたかった!やっと会えた!」と叫び、子どもを抱きしめたところで目が覚める。
目覚めた布団の中で、私は何故か、「何か大きなものを取り戻せた!過去と現在がこれで繋がった!」という、不思議な深い感動を覚え、しばしその幸せな感覚に浸った。
私は何を取り戻したんだろう?夢の中の子どもの顔はレイちゃんの赤ちゃんだった。うちの娘が赤ちゃんの時、成長を喜ぶ半面、今日のこの子には今日しか会えないんだ、大きくなったら、もう赤ちゃんの娘に戻ることはないんだ、と思ったら、とてつもない寂しさに襲われたのを、今も明瞭に覚えている。レイちゃんの赤ちゃんは、そんな私の心残りを完結させてくれたのかも知れない。
または夢の中の子どもは、私の育て残しのインナーチャイルドで、もう一度、私は自分の中の小さな子どもを抱きしめることができたのかも知れない。
この不思議な巡り合わせ。私の内奥で何か大きな変化が起きている。レイちゃんのお産に関わることができたのも、天の采配のような気がしてならない。今年いっぱいの間に、今まで起きた出来事の点が線に繋がり、人生の大変革が起きそうな予感がする。
私の人生も完結編へと向かいつつある。自分が何者で、天から何を命じられて、今日までの道程を歩んだのか、深く知る日の訪れは近いのかも知れない。
落合美沙
最新記事 by 落合美沙 (全て見る)
- らくちんになる生き方 心理学講座 スタート! - 2022年4月8日
- 「対象喪失〜悲しみの癒し方〜」ワークショップ、ご参加ありがとうございました! - 2022年3月21日
- 「対象喪失~悲しみの癒し方~」ワークショップ - 2022年3月16日