同友会のグループ会に出席。誠実で熱意ある方々との触れ合いは、いつもエネルギーの補充になる。
ここしばらく、経営者の方々との語り合いを通して、今の事業計画で本当に良いのか、と何度も自問自答してきた。
多分それは、フツーの考え方だったな、と今思う。そのフツーを捨てないと、私の目指す本分の仕事にはならない、と気づいた。それを強いて進めても、優先順位が間違っているから上手く行かないだろう。
…
事業内容を絞り込み、専門性を高めて、組織に売り込む、そんな考えに囚われていた。やっぱり違うような気がする。むしろ守備範囲の広さを活かして、個人向けのプロ養成に専念した方が良いのではないか。まず講師やセラピストを多く輩出し、私が走り回らなくても良い体制を整える。
自分にはキャリアがないと思い込んでいる人たちの隠れた才能を引き出し、生産手段を身につけて頂く。会社勤めが向かない人に、実はセラピーやクリエイティブな仕事の適性の高い人はたくさんいる。そのための手段が、うちのスクールには複数ある。
心理学、アート、アロマやハーブなどの代替療法、ボディーワーク、占い、精神障碍者支援、どれも必要があって取り組んできたことだ。私にとっていらないものは何もない。それをやめようとするのではなく、欲しいとおっしゃる方に教えて譲り渡せば良い。私の代わりにできる人を育てれば良い。
私は何もやめないことにした。何でも教える。しばらくは馬車馬のように講座三昧になるだろうが、私のスキルをどんどん売り渡せば、数年先には私は現場にいらなくなるだろう。企業などの組織に売り込むのは、それからでも遅くない。まず個人のキャリアを育成する。それから育てた人の活躍の場を開拓する。まず個人が生き甲斐を持てるように、更にその人たちが、誰かを幸せにできる人に。
自分の心の動くことをまずしよう。やりたいことを後回しにしない。
歌も…ああ、我慢の限界!やっぱり歌いたい!
落合美沙
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